こんにちは! Keiko(@kmy_design)です。
この記事では、これなしでは仕事できない必須ツールやプライベートでも手放せないものまで、海外在住デザイナーが仕事でよく使うアプリ&サブスクリプションを紹介します。
では、早速みていきましょう。
(この記事は2020年12月に追記・再編集しました)
海外在住デザイナーが仕事で使うMacアプリ&ないと困るツールとサービス

どのアプリやサービスもわたしが実際に使い続けているものです。
クリップボードの履歴を参照できる便利アプリ:Clipy
macOS スニペットアプリ「Clipy」は、ショートカットキーで自由にメニューを呼び出すことができ、いつでもクリップボードの履歴を参照できます(無料)。
普通はコピー&ペーストできるのは一つまでですが、Clipyを使えばそれぞれ違う5つの情報を連続でコピーしたあと、5つそれぞれを好きな順番でペーストできるんです。これが本当に便利で、もう手放せません。
Clipyを使いはじめてから、それまでは2つのアプリを行ったり来たりしてコピペしていた作業も、一度にまとめてアプリAからコピーしたあと、アプリBに移動して一気にペーストできるようになりました。
よく使うスニペット(文章など)はあらかじめ登録しておくこともできます。スニペットはフォルダ分け出来るのも便利で、インポート&エクスポートにも対応しています。
無料で使える!英文法や英単語のミスを自動添削:Grammarly(グラマーリー)
Grammarlyは英語のメッセージの文法とスペルチェックでいつも使っています。
Grammarly for ChromeというChromeの拡張機能を使えば、Chromeで開いているテキスト入力画面内の英文テキストをチェックしてくれるので、本当に助かっています。
定期的にメールで私がよく間違うポイントなどを教えてくれるのもポイントが高いです。
USキーボードで英数/かなを簡単に切り替えられる:⌘英かな
⌘英かなを使うと、左右のコマンドキーを単体で押した時にUSキーボードで英数/かなを簡単に切り替えられるようになります。右側のコマンドキーを押すとかな、左側は英数です(逆にも設定可能)。
⌘英かなを使い始めてから、USキーボードでの日本語入力が格段に快適になりました。もう⌘英かななしの環境には戻れないと思います。
グラフィックアプリケーションのサブスクリプション:Adobe Creative Cloud(アドビクリエイティブクラウド)

Photoshop、Illustrator、InDesignをメインで利用しているので、アドビのアプリ全てが使えるクリエイティブクラウドに加入しています。
わたしはかれこれ20年くらいイラストレーターやフォトショップを使っていますが、使い始めた当初に比べるとできることが格段に増えました。
サブスクリプション型になってからは毎月の出費が痛いですが、仕事をする上でアドビ以外の選択肢がないので使い続けています。
デザインを始めるなら絶対に避けては通れないサブスクリプションです。
月額固定料金で動画やワードプレステーマなどが使い放題:envato elements(エンバトエレメンツ)

envato elementsはストック動画、ストック写真、フォント、インスタテンプレート、ワードプレステーマなどが好きなだけ利用できるデザイン素材サイト。期間内は何点でも無制限で素材を使用でき、envato elementsの姉妹サイトenvato tutsも無料で利用できます。
年間契約ならひと月あたり16.50ドルで利用できるので、わたしもいつの間にか3回も年間契約を更新してしまいました。
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Adobeアプリの代わりにも使えそう:Affinityシリーズ

「アドビのサブスクリプション金額に見合うほど使いこなしていない」「もっと安いアプリを探している」という方にオススメのAffinity。
- グラフィックアプリケーション「Affinity Designer」(通常価格$49.99)
- 画像編集ソフトウェア「Affinity Photo」(通常価格$49.99)
- 次世代の本格的パブリッシングソフトウェア「Affinity Publisher」(通常価格$49.99)
の3つのアプリケーション(Mac版とWindows版)があり、Affinity DesignerとAffinity PhotoはiPad版も用意されています。一度購入すれば、アップデート時に追加料金は発生しません。セール時にはさらに割引価格で購入出来ます。
肝心の使用感はというと、アドビのアプリに慣れている方なら直感的に利用できると思います。アプリの動作もスムーズで、このスムーズさに一度慣れてしまうと離れられなくなります。

Affinityシリーズでは日本語フォントの細かい設定は出来ないので、私はアドビクリエイティブクラウドと平行利用中です。
ピンタレストのピンデザインはAffinity Publisherで行っていますが、InDesignに慣れている方ならすぐ操作になじめると思います。
画像集め&管理の専門アプリ:Eagle
少しずつ集めてきたデザイン素材の量が多すぎて、どうしようか悩んでいる時に使い始めたのが画像集め&管理の専門アプリ「Eagle」。
とにかく動作が早く、画像検索の時にありがちな画像表示で待たされるストレスをほとんど感じません。書類の中身を表示してくれるので、PDFなどもいちいち開かなくても内容が確認できます。
Dropbox(ドロップボックス)
ドロップボックスはクライアントとのデータのやり取り、現在進行系で作業中のデータの保管など、ドロップボックスなしでは考えられないくらい毎日使っています。
もし急にパソコンがクラッシュしたとしても、ドロップボックス内に必要なデータを保存しておけば、他のパソコンを使ってデータを取り出すことが可能です。
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かゆいところに手が届くマルチアプリ:Notion

Notionは基本的にはメモアプリだと思うのですが、いい意味で多機能すぎて定義しづらいアプリ。ウィキペティアでは以下のように定義されています。
Notionは、タスク、Wiki、およびデータベースを統合するマークダウンサポートを備えたメモアプリケーション及びサービス。 同社はこのアプリを、メモ作成、プロジェクト管理、タスク管理のためのオールインワンワークスペースと説明している。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
- テーブル・カレンダー・リスト・ボードなど、複数のビューが自由に設定出来るうえ、簡単に表示形式を変えられる
- 動作が軽い
- 無料で始められる
あまりに何でもできるがゆえにNotionでできることをちゃんと覚えないと、かえってとっつきにくいかもしれません。が、その学習コストをかけてでも覚える価値はあると思います。
面倒なMacのメンテナンスがカンタンに:CleanMyMac X

Macの日頃のメンテナンスに便利なCleanMyMac X。パソコンに不要なファイルがたまってきたら通知を送ってくれます。
メンテナンスも簡単で、ボタンを数回押すだけであっという間に完了。わたしのMacの場合は、メンテナンスするたびに10GB以上の無駄にスペースをとっていたファイルを削除してくれます。
登録者1000人まで無料!メールマガジン配信サービス:MailerLite(メーラーライト)

MailerLiteは登録者1000人まで&月12,000通までなら無料で使えるメールマガジン配信サービス。
以前はMailchimpを利用していたのですが、MailerLiteの方が直感的に使えてメルマガが書きやすかったので、こちらに乗り換えました。サービスは英語ですが、日本語のメルマガが発行できます。
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日本国内最速レンタルサーバー:ConoHa Wing

ConoHa Wingは、日本国内最速のWebサーバー処理速度を自負するレンタルサーバーです。わたしのブログは画像が多いので、おもいきってHostGatorから乗り換えました。
結果としてはブログの表示も管理画面の動作もスムーズになり、満足しています。アメリカからでも登録可能です。
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高クオリティの日本語フォントサブスクリプション:MORISAWA PASSPORT(モリサワパスポート)

日本の印刷物デザインをする上で、高クオリティの日本語書体は欠かせません。
基本書体はもちろん、筆文字やカワイイ系のフォントから欧文フォント、中国語フォント、韓国語フォント、多言語フォントなどを加えた全1000書体以上と、豊富なラインナップです。
さっそく便利なアプリやサービスを使ってみよう

ここで紹介したアプリやサービスは、わたしが実際に使っているものばかりです。どれも便利なものばかりなので、ぜひ使ってみてくださいね。
当ブログの記事の中から「将来はデザイナーとして働きたい」という方に読んでほしい記事をまとめました。もちろんなんとなく興味があるだけなんだけど…という方にもオススメです。
どの記事もわたしが実際にデザイナーとして働く中で経験したことや身につけた知識・テクニックを踏まえて書いています。
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