キーノート&パワーポイント無料vs有料テンプレート徹底比較【メリット・デメリットも解説】
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プレゼン用に無料のkeynoteテンプレートを探してるんだけど、なかなかいいものが見つからない…
有料のパワポテンプレートって、無料のテンプレートとどこが違うの?
今回の資料は図表が多いんだけど…わたしはどんなテンプレートを使うべき?
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こんにちは! Keiko(@kmy_design)です。
この記事ではデザイナー歴15年以上のKeikoが、数ある無料・有料パワポ&キーノートの中から、ケース別おすすめテンプレートを紹介します。
この記事ではまず
①無料・有料テンプレートのメリットとデメリットを理解した上で
②ケース別に使うべきテンプレートについて、理由と共に確認していきます。
[say]一度それぞれのメリットとデメリットがわかれば、今後のテンプレート選びが簡単になること間違いなしです[/say]
それでは早速みていきましょう。
無料テンプレートのメリットとデメリット
まず、無料テンプレートのメリットとデメリットを考えます。
メリット:無料なので気軽に使える
デメリット:(有料テンプレートと比較すると一般的に)チャートやグラフなどのバリエーションが少ない
メリット:無料なので気軽に使える
無料テンプレートの最大のメリットは、お金がかからないことです。
ちょっと試してみて「なんか違うな…」と思ったら、惜しみなく別のテンプレートに変更できます。
また、初めてキーノートを使うから「とりあえず何ができるか色々試してみたい」といったニーズにも無料テンプレートは最適です。
[say]有料テンプレートを買った後に「こんなはずじゃなかった」と後悔しなくてすみます。[/say]
デメリット:(有料テンプレートと比較すると一般的に)チャートやグラフなどのバリエーションが少ない。
無料テンプレートは、有料テンプレートと比べるとバリエーションが少ないのが気になります。
特にグラフやチャートなどのバリエーションが充実したテンプレートは数が限られているのが現実です。
「いや、探せばあるよ!」と言う方もいるでしょう。もちろん中には無料でもスライド数が豊富なテンプレートはあります。
しかし、あなたが担当しているプロジェクトに合った無料テンプレートがいつも見つかるでしょうか?
[say]節約したいがために無料テンプレートを選んで悪戦苦闘するよりも、最初からバリエーション豊富な有料テンプレートを選んだ方が、仕事を早く終わらせて時間と労力の節約になるケースも多いですよ。[/say]
有料テンプレートのメリットとデメリット
次に有料テンプレートのメリットとデメリットを説明します。
メリット:スライドのバリエーションが豊富で使いやすい
デメリット:有料なこと
メリット:スライドのバリエーションが豊富で使いやすい
有料テンプレートは無料テンプレートと比べると収録されているスライド数が多いので、あなたのイメージに近くて、あまり手を加えなくても使えるスライドが手に入りやすいです。
[say]特にチャートやグラフを多用したいプレゼン資料を作成したいなら、迷わず有料テンプレートから先にチェックすべき![/say]
▼こちらのテンプレートは項目数別に複数パターンのスライドが用意されています。「わたしのは項目数が3つなんだけど、このテンプレートは項目数が5つしかないから使えない」なんて心配は無くなります。
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▲それぞれ3、4、5、6項目パターンに対応。あなたのケースに合うスライドが探せますよ。
[say]有料テンプレートを活用すれば、作成時間を大幅に短縮しつつ、クオリティの高いプレゼン資料を作りあげることが可能です![/say]
デメリット:有料なこと
有料テンプレートの唯一のデメリットは、無料で使えないこと。
できればお金を払わずに利用できるテンプレートを利用したいですよね。
しかし、プロジェクトに合わせて無料・有料テンプレートを柔軟に使い分けることができれば、今後は以下のことが可能になります。
- 複雑なチャートは有料テンプレートをフル活用して、プレゼン資料作成の時間を短縮。
- プロジェクトに合わせてテンプレートを使い分け、テンプレート料金を節約。
- 無料・有料テンプレートのメリット・デメリットを知っているので、新しいテンプレートを探す時に目的に合うものを素早く探し出せる。
【ケース別】あなたが使うべきキーノートテンプレートとその理由
詳細に進む前に、先ほどの項目をもう一度おさらいしておきましょう。
[box class=”box26″ title=”無料パワポ&キーノートテンプレートのメリット・デメリット”]
メリット:無料なので気軽に使える
デメリット:(有料テンプレートと比較すると一般的に)チャートやグラフなどのバリエーションが少ない
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[box class=”box26″ title=”有料パワポ&キーノートテンプレートのメリット・デメリット”]
メリット:スライドのバリエーションが豊富で使いやすい
デメリット:有料なこと
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では、以上のポイントをおさえて、ケース別に無料・有料どちらがいいか見ていきましょう。
図表や文章が少ないプレゼン資料
図表や文章など、資料を構成する要素が少ない場合は無料テンプレートでOKです。
逆に要素の多い複雑な有料テンプレートを使うと、遠回りになることも。
[say]まず無料素材を探してみて、気に入ったデザインのテンプレートが見つからなかったら有料テンプレートを探してみましょう。[/say]
短くて(ページ数が少なくて)シンプルなプレゼン資料
無料のテンプレートで問題ないでしょう。
[say]最近は無料でもクオリティの高いテンプレートがたくさん見つかりますよ。[/say]
図表を多用するプレゼン資料
図表が多数収録されている有料テンプレートを選びましょう。
図表のバラエティとデザインの方向性があなたのプロジェクトに合うテンプレートを選んで、最大限に活用しましょう。
[say]図表のデザインにかける手間を減らして、そのぶん全体のバランスを見たり、数字に間違いがないかチェックするのに時間をかけられます。[/say]
長い(ページ数が多い)プレゼン資料
有料テンプレートを選ぶのが無難です。
スライドデザインの豊富な有料テンプレートを選んでおけば、ページ数が多いプレゼンテーションでも、デザインに統一感が保てます。
[say]デザインの異なる無料テンプレートを2、3種類組み合わせて統一感を出すのは、プロのデザイナーでも難しいです。[/say]
作成期間が短いが、クオリティも求められるプレゼン資料
急いで有料テンプレートを選びましょう!
[say]急なのにクオリティも重要な仕事には、最初からクオリティが保証されたデザインテンプレートを使った方が安心・確実です。[/say]
無料テンプレート配布サイトはこちら
パワーポイントやキーノート、Googleスライドのテンプレートが無料ダウンロードできるページを紹介します。
毎月月替わりで無料テンプレートがダウンロードできるenvatoの無料素材ページ
デザイン素材サイトenvatoでは、毎月月替わりで商用利用も可能な12点の無料素材を配布しています。ワードプレステンプレートやフォントに加えて、パワーポイントやキーノート・Googleスライドのテンプレートがダウンロードできます(テンプレートが含まれない月もあります)。
今月の素材はFree Templates & Graphics from envatoをご覧ください。今月の素材は来月にはダウンロードできなくなるので、気になる素材を見つけたらすぐにダウンロードするのがオススメです。
フリー素材の詳しい使い方については、Free Files Single Use Policyをご覧ください。
▼会員登録の手順は、こちらの記事で日本語で説明しています。
便利なテンプレートが買えるサイトはこちら
テンプレートが買えるおすすめのデザイン素材サイトはCreative MARKET(クリエイティブマーケット)とDesign Cutsです。
テンプレートの種類が豊富なCreative MARKET(クリエイティブマーケット)
Creative MARKETでは、ひとつからテンプレートが購入できます。選ぶのに迷うほど種類も豊富です。A4サイズのテンプレートを探しているなら、Creative MARKETがオススメですよ。
▼購入方法を日本語で説明した記事はこちらです。
複数の商用プロジェクトで利用可能&日本語で質問できるDesign Cuts英語サイト
18 Templates + 60 Photos Bonus
Complete Business Powerpoint Template
Color-X Keynote Template[/cell][/yoko3]
デザイン素材販売サイトDesign Cuts英語サイトでは、パワーポイントやキーノートの便利なテンプレートを販売しています。どのテンプレートも複数の商用プロジェクトに利用OKです。
デザインカッツには日本語サイトもあり、英語サイトで販売しているデザイン素材の疑問点や不明点も日本サイトのツイッターアカウントに日本語で質問できますよ。
購入方法を説明した記事はこちらです。
気になるテンプレートをさっそく使ってみよう
さいごにこの記事のまとめになります。
無料テンプレートがオススメなのは以下のケースです。
- 図表や文章が少ないプレゼン資料
- 短くて(ページ数が少なくて)シンプルなプレゼン資料
有料テンプレートがオススメなのは以下のケースです。
- 図表を多用するプレゼン資料
- 長い(ページ数が多い)プレゼン資料
- 作成期間が短いが、クオリティも求められるプレゼン資料
一見するとあまり大きな差がないように見えますが、実は有料・無料のテンプレートには向き・不向きがあります。
無料・有料テンプレートの両者の違いをよく理解した上で、自分のケースに最適なものを選んで、サクサク仕事を終わらせましょう。
▼他にもA4縦位置やインフォグラフィックスなど、あると便利なテンプレートをこちらの記事で紹介しています。