イラストレーターの代わりになる無料グラフィックデザインツール・アプリ【ブラウザやスマホでも使える】
この記事では、プロに頼まなくても簡単にSNSの投稿画像や名刺・ポストカード・チラシなどが自分で作れるサービスやアプリを紹介します。
それでは早速みていきましょう。
イラストレーターの代わりになる無料グラフィックデザインツール・アプリ【ブラウザやスマホでも使える】
イラストレーターのかわりに使えるオススメの無料デザインツールはこちらです。
日本語対応&日本語フォントが充実:Canva
Canva(キャンバ)は無料でおしゃれな画像が簡単に作成できるサイト。スマホやタブレット対応のアプリもあり、外出先でも気軽にデザインできます。
日本人ユーザーも多く、もしわからないことがあってもCanvaのヘルプページや利用者のブログなどを読めば、ほとんどの問題は解決するでしょう。
日本語書体もNoto Sans (Thin, Light, Regularなどウェイト違いも充実)からたぬき油性マジックなどの特徴のあるフォントまでそろっています。
画像の保存形式はPNG、JPEG、PDF(標準か印刷の二択)から選べます。有料のデザインも、「これは自分で作れそうかも…」と思うものもありますし、何よりネタ切れを起こした際に、デザインアイデア集として眺めるのもアリです。
SNS投稿用画像はもちろん、名刺・カード・チラシ・ポスター・レストランのメニューなどもデザインできるので、illustratorの代わりとしてじゅうぶん使えます。
アドビが提供するかんたんデザインアプリ:Creative Cloud Express
今まで提供されてきたSpark PostがCreative Cloud Expressになり、機能が充実しました。
- モバイルで編集OK
- ChromeやFirefoxなどのブラウザでも使える
- 基本的な編集機能は無料で利用OK
- 豊富なテンプレートから自分の好きなデザインが選べる
- イラストや写真など、多数のデザイン素材が使い放題
- Adobe Fontsの日本語フォントが使える
- 使用回数に制限なし
- 追加料金もなし
有料のプレミアムプランに加入すれば、100GBのストレージやプレミアムテンプレート、2万種類を超えるライセンスフォントなども使えます。
デザイン初心者でも好きなテンプレートを選んで写真や文章を変更するだけで、インスタグラムの投稿画像やポスター、チラシ、名刺、メニュー表、パンフレット、プレゼン用スライドなどを作ることができます。
今なら6ヶ月間無料で使える:Affinity Designer
Affinity Designerは有料アプリですが、30日間の無料試用版もありますいまだけ6ヶ月間無料で使えます。Affinity Photo、Affinity Publisherもあわせ、デスクトップ版とiPad版すべて無料です。
イラストレーターと違って買い切り型なので、毎月利用料金を払う必要がありません。セールのタイミングで買えばもっとお得です。
【無料版あり】高機能なグラフィックアプリ:Linearity
Linearityは無料でも高機能で高度なグラフィック編集作業ができるアプリ。AIを使った写真の自動切り抜きやテキスト作成なども可能で、Mac、iPhoneまたはiPadで利用できます。
アプリ自体は日本語には対応していませんが、日本語フォントも多少使えます(自分で好きなフォントをインストールして使うのがおすすめ)。
日本語対応のデザインツール:fotor
fotorはCanvaほど多くないですが、こちらも日本語が使えます。無料プランだと編集画面に広告が表示されます。
iPhone・アンドロイドアプリがあります。
クオリティの高い写真やアイコンが充実:stencil
stencilなら文字に影をつけたり縁取りをつけたり、CanvaやSparkよりも複雑なデザインが可能です。こちらは無料プランで月10点までの制限があります。
残念ながらまだ日本語には対応していないようですが、無料写真やアイコンもクオリティが高く、使い方しだいでかなり完成度の高いデザインができます。
無料グラフィックデザインツールのメリット
上で紹介したアプリをはじめとした無料デザインツールのメリットはこちら
- 外出先でも、スマホやタブレットを使っていつでもどこでもデザインできる
- 永久無料または低料金で気軽に始められる
- テンプレートが豊富&直感的に使えて、デザイン初心者でもとっつきやすい
メリット①:外出先でも、スマホやタブレットを使っていつでもどこでもデザインできる
携帯電話やタブレットのアプリを使えば、いつでもどこでもデザインができます。忙しい人でも外出先からスキマ時間にサクサクできそうですね。
メリット②:永久無料または低料金で気軽に始められる
ブラウザやスマホで使えるツールのほとんどは、無料または月額1,000円以下で使えます。Photoshopも最安プランなら月々980円で始められますが、年間契約にする必要があります(7日間のお試し期間あり)。
無料または低料金で始められるのは、大きな魅力ですよね。
メリット③:テンプレートが豊富&直感的に使えて、デザイン初心者でもとっつきやすい
最初から多くのテンプレートとデザイン見本があるので、好きなものを選んだら文字や色を変更すれば、あっという間に見栄えのいいバナーやチラシなどが作成できます。
初心者でもクオリティの高いデザインが可能で、一からデザインするより圧倒的に早いです。
無料グラフィックデザインツールのデメリット
無料で高機能なツールばかり紹介しましたが、やはり専用のグラフィックアプリケーションに比べると、いくつかデメリットがあります。
- 編集ツールが限られている
- 保存形式が限られている
- サービスが終了すると作成したデータも使えなくなる可能性あり
- 日本語の縦書きができるものがほとんどない
デメリット①:編集ツールが限られている
グラフィック専用のアプリと比べると、やっぱり機能は限られています。
たとえばイラストレーターなら文字と文字の間隔を細かく調整できますが、無料ツールではできませんし、図形の加工もほとんどできません。
ほとんどの方はそこまで気にならないと思いますが、複雑な加工をしたい方は有料グラフィックデザインアプリを使いましょう。
デメリット②:保存形式が限られている
アドビのアプリケーションならファイルの保存形式が自由に選べますが、無料のツールは保存できる形式や解像度が限られています(有料プランに加入すれば選択肢が広がる場合があります)。
今は大丈夫でも、将来的に高解像度の画像が必要になりそうなデザインは、イラストレーターで作成しておくのが安心です。
デメリット③:サービスが終了すると作成したデータも使えなくなる可能性あり
ブラウザやスマホで使えるデザインツールは気軽に使える一方で、ツールがいつ使えなくなるかわからない危険性もあります。
イラストレーターなら20年前に作成したデータでも、ほとんどの場合は開くことができます。
2年後、3年後も使いたいデータを無料ツールで作ったのに、いつの間にか有料でしか使えないようになっていたり、サービスが終了してしまってデータが使えない…!なんてこともありえるので注意したいですね。
デメリット④:日本語の縦書きができるものがほとんどない
現時点(2019年9月)では、日本語の縦書きに対応している無料グラフィックデザインツールはありません(Adobe XDはプラグインを使えば対応できます)。
どうしても日本語の縦書きが必要なら、やはりイラストレーターを使う必要があります。
番外編:知らないと損する便利なグラフィックデザインアプリ&サービス
上記までのデザインツールとは少し違いますが、素敵なデザインや写真が自分で作れるアプリやサービスをご紹介します。
MockupPhotos
「MockupPhotos」は、あなたのウェブサイトや画像を好きな背景写真と簡単に合成できるサービスです。全ての合成作業はブラウザ上で完結するうえ、何と無料で使うことができます(有料会員ならもっとたくさんの背景写真が選べます)。
合成前
合成後
かっこいいブログアイキャッチ画像が作りたい人におすすめです。
早速無料グラフィックデザインツールを使ってみよう
無料のグラフィックデザインツールにはたくさんの種類があり、どれを使うか迷いますよね。ぜひ色々なツールを試してみて、あなたにとってベストなものを見つけてみてください。
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