「ユーザー目線」は魔法の言葉!自分の意見はお客様の立場から主張して説得力アップ
アメリカ在住のフリーランスデザイナーです。
クライアントとデザイン案について話す時、どうしても聞いて欲しいことってないですか?
お客様によっては、いくらデザイナー側が良かれと思って提案したことでも、自分の意見が否定されたと思いこんで聞いてくれない場合があります。
そんなちょっと頑固なお客様にも自分の意見を聞いていただく魔法の言葉は「ユーザー目線」。
今回は経歴15年のデザイナーが「ユーザー目線」を利用してクライアントに自分の意見を主張する方法について説明します。
では、早速みていきましょう。
「ユーザー目線」は魔法の言葉!自分の意見はお客様の立場から主張して説得力アップ
「自分の考えを言いたいけど、下っ端のわたしの意見なんか聞いてくれるか不安」「出しゃばりと思われるかもしれない」と意見を言うのをためらわれる時にも、ユーザー目線の主張は効果的です。
会話の出だしをユーザーにすると、説得力が200%アップ
自分の意見を主張したい時は、出だしを「わたし」から「ユーザー」に変えましょう。説得力がグンと増します。
「わたしの考えとしましては、全体的に色数を減らしたほうがいいと思います。」
たったこれだけの違いですが、なんだか「ちゃんと聞かないといけない」と思えてきませんか?
ユーザーの立場に立ってデザインを考えていることもさりげなくアピールできて、一石二鳥です。
出だしをユーザーにすると、クライアントもユーザー目線でデザインを考え始める
デザイナーが自分の意見を聞いてもらいたい時、主語を自分側にするのはあまりオススメしません。
「弊社の考えとしましては…」
「デザイナーとしては…」
クライアントによっては全く聞いてくれないかもしれません。こんな時は「ユーザー」の立場から意見しましょう。
そうすると、あら不思議!クライアントも「ユーザー目線」に立ってデザインを見始めるようになります。
理由は簡単で、デザイナーの意見は無視できても、ユーザーの意見は売り上げや成果に直結するので絶対に無視できないからです。
先ほどの例以外にも、いろんなバリエーションが考えられます。
「お客様目線で考えると…」
「〇〇さんだったらおそらく…」
「もし読者だったら…」
「この番組のリスナーの立場だったら…」
「2歳くらいの子供がいる主婦ならきっと…」
デザインする時もユーザー目線ならアイデア出しが早くなる
自分の意見を主張する時もですが、デザインを考える時も、だれがいつ、どこで、なぜ、どうやってどのデザインを見るか、リサーチしてからアイデアを出しましょう。
一見遠回りな感じがしますが、結局は早くデザインできます。
ランサーズやクラウドワークスの案件に応募する時も、ユーザー目線で提案したほうが「この人ならちゃんと考えてくれそう」な印象を発注者側に与えられますよ。
早速ユーザー目線で意見を出してみよう
出だしを変えるだけであなたの意見の説得力がグッと増す、簡単だけど威力バツグンのテクニック、あなたもぜひ使ってみてくださいね。