全然違う!印象がガラッと変わるイメージの重ね方【デザイン初心者が覚えておきたいテクニック】
本記事では、ちょっとの違いで印象がガラリと変わる画像の重ね方について、例を挙げながら解説していきたいと思います。アプリの使い方を覚えるのも大切ですが、アプリに頼らない見せ方も覚えておくと、自分で何かデザインする時のヒントになりますよ。
では、早速みていきましょう。
全然違う!印象がガラッと変わるイメージの重ね方【デザイン初心者が覚えておきたいテクニック】
ここで解説するのは、特定のアプリケーションに頼る見せ方ではありません。PhotoshopやCanvaなど、たいていのグラフィックアプリやサービスで再現できるので、ぜひ覚えていってくださいね。
- ピンボケした画像を重ねる
- 背景画像を小さくする
- 用途が想像しやすいものを加えてみる
- 画像の大きさを変えてみる
ピンボケした画像を重ねる
どちらかの画像をぼかしてから重ねると、画像と画像の間にかなり距離があるように感じられます。
別々のところで撮影された画像を重ねるときは、光や影の向きなどをそろえないと不自然な合成写真に見えることがあります。そんな時も画像のどちらかをぼかしてしまえば、画像のディテールがわからなくなって合成しやすくなるというメリットもあります。
背景画像を小さくする
右の画像は後ろの写真を少し小さくしただけです。でも、印象がずいぶん変わったと思いませんか?
- 左:観葉植物、デスク、チェア、本棚がある空間で撮影した写真
- 右:観葉植物と、デスク、チェア、本棚が写った写真のある空間で撮影した写真
のように見えると思います。
用途が想像しやすいものを加えてみる
- 左:デスク、チェア、本棚が写った写真と周囲のホワイトスペースの関係があいまい
- 右:デスク、チェア、本棚が写った写真が白い壁やボードのような平面に貼られていると認識する
左はホワイトスペースが具体的にどんなものなのか、まだ見る人の想像に頼る部分があります。
「写真が宙に浮いている」と言われればそう見えなくもありませんし「白い壁に四角い穴があいていて、そこから向こうにある部屋が見えている」と言われたら、そうかもしれません。
では、右はどうでしょうか?紙などに印刷された画像のすぐ後ろに、何か平面的なものがあると感じていませんか?これをみたあと「白い壁に穴があいている」と言われても、そうは見えないと思います。
左右の画像の違いは、テープの有無だけ。「画像」「まわりが白い」「テープが画像の上に重なっている」などの条件から、「テープは何かを貼る時に使うもの。テープで貼るのは薄くて平らなものが多いから、この画像はきっと印刷された写真だろう。貼るのは平面が一般的。観葉植物がこの位置にあるなら、この平面はきっと壁に違いない」と、今までの知識や経験を元に脳が判断しています。
ここではテープを使っていますが、ピンや額縁などでも同様に感じられると思います。
画像の大きさを変えてみる
テープの大きさを変えると、また少し印象が変わります。
- 左:大きい写真が少し遠くにある感じ
- 右:小さい写真が近くにある感じ
これまでの知識や経験を元に、テープの長さや幅から、相対的な写真の大きさや自分との距離感を脳が判断しています。
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